日本ハムやコンサを手厚く/冬競技の普及、発展 後押し

150216 道産子選手や地元チームの活躍は、うれしい気持ちになったり誇らしく思えたり、私たちの生活に潤いや活力を与えてくれます。スポーツ面は、道内はもちろん、国内外の主なスポーツをきめ細やかに伝えています。

平日は通常見開き2ページ、各種大会が集中する週末は3~4ページに増えます。さらにオリンピックやサッカー・ワールドカップなど注目の大会が行われる期間は、ページを増やして対応しています。

国内外で行われる試合や大会は膨大で、すべてを掲載することはできません。そこで、全国的に人気が高い競技や、北海道に関わりが深いスポーツを取捨選択して掲載しています。

最も多くのスペースを割いているのはプロスポーツ。道民の関心が高いプロ野球北海道日本ハムやサッカーのコンサドーレ札幌、バスケットボールのレバンガ北海道の情報量は群を抜いています。日本ハムを例にすると、公式戦は全試合の結果と、勝敗のポイントを分析する記事を掲載。オフシーズンでも春季キャンプやドラフト会議、選手のトレードなど、一年を通じて紙面をにぎわせています。臨場感あふれる手厚い内容で、地元球団の動向を伝えます。

プロスポーツは夕刊でもさまざまな話題を提供しています。水曜日の「日本ハムファイターズ ボールパーク」や、木曜日の「コンサドーレ倶楽部」で選手の素顔を紹介したり、イベントの様子などを取り上げます。肩の凝らない読み物を通して、選手やチームに関する情報の引き出しが増えること間違いなしです。

一方、北海道では冬季スポーツも忘れることはできません。スキージャンプ界の「レジェンド」と言われる、42歳で上川管内下川町出身の葛西紀明選手や、女子ジャンプのエース高梨沙羅選手(同管内上川町出身)らの活躍は常に注目を集めています。世界で戦うトップ選手はもちろんですが、両選手の後を追う中学・高校世代の選手も幅広く紹介。冬季スポーツの普及や発展に少しでも貢献できれば、という思いを込めて伝えています。

 

 

『道新読み方ガイド』(2015年2月16日 北海道新聞朝刊「道新ぷらす」コーナーより転載)